HITE-Media×これも学習マンガだ!
「人類と社会を悩む20選」発表
トキワ荘から語る「学習マンガ」トークイベント配信

開催日: 2020.12.18

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場所: YouTube LIVE

「これも学習マンガだ!」とは、「学び」に活きるエンターテイメントマンガ作品を選書、発表し、国内外に普及していく事業です。マンガの持つ「楽しさ」「わかりやすさ」「共感力」をいかして、楽しみながら学ぶこと(=edutainment)を推進しています。2020年度には一般社団法人マンガナイトが主催となり、新たに50作品を選書し、250作品のマンガを公式サイト等でご紹介しています。

このたび、HITE-Mediaプロジェクトとのコラボレーション企画として「人類と社会を悩む20選」と題し、HITE-Mediaメンバーによる選書を行いました。また、選書に合わせて12月18日(金)には、トキワ荘ミュージアムより「新しい生活様式(=ニューノーマル)に活きる学び」をテーマとしたトークイベントを無料配信します。

1. HITE-Media選書 人類と社会を悩む20選

AI・ロボットなどの情報テクノロジーが普及するいま、これからの人間・社会・環境はどう変化するのでしょうか。科学技術のみならず、哲学や社会学など「人文」の視点を取り入れていく研究領域「HITE(人と情報のエコシステム)」。マンガを題材としながらこのHITEのメディア展開をはかる「HITE-Media」は、「人類と社会」をテーマに20作品を選出しました。

AIがどれだけ発展しても、私たち人間の悩みはつきないもの。国や時代を超えた人間のドラマあり、人類の行く末を見つめたり、いまこの瞬間の言葉にしがたいもどかしさを描いていたり、さらには科学という知られざる世界のトビラをひらいてくれたり。どれも愛と学びにあふれる作品セレクトです。

<人類と社会を悩む20選>

  • 『AIの遺電子』 山田胡瓜
  • 『アドルフに告ぐ』 手塚治虫
  • 『アルテ』 大久保圭
  • 『暗黒神話』 諸星大二郎
  • 『違国日記』 ヤマシタトモコ
  • 『イティハーサ』 水樹和佳子
  • 『イムリ』 三宅乱丈
  • 『大奥』 よしながふみ
  • 『風の谷のナウシカ』 宮崎駿
  • 『寄生獣』 岩明均
  • 『銀河の死なない子供たちへ』 施川ユウキ
  • 『チェーザレ 破壊の創造者』 惣領冬実
  • 『透明なゆりかご』 沖田×華
  • 『はじめアルゴリズム』 三原和人
  • 『ミステリと言う勿れ』 田村由美
  • 『ブラックジャックによろしく』 佐藤秀峰
  • 『プラネテス』 幸村誠
  • 『へうげもの』 山田芳裕
  • 『宗像教授伝奇考』 星野之宣
  • 『もやしもん』 石川雅之

2. 配信イベント 

トキワ荘マンガミュージアムより「これも学習マンガだ!」を題材に「新しい生活様式(=ニューノーマル)に活きる学び」を、領域横断研究グループ「人と情報のエコシステム(HITE)」のメンバーと語るトークイベントを開催します。

【概要】
日時:2020年12月18日(金)20:00~21:30
配信会場:豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
テーマ:各々の専門分野から語る「学習マンガ」5選と、マンガの持つ力(科学・未来・情報技術の未来について、マンガをどう活用できるのか)
配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=N1Ns5ZRUyEc
※無料でどなたでもご覧いただけます。

【登壇者プロフィール】

庄司昌彦(しょうじ・まさひこ)
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 主幹研究員/武蔵大学社会学部 教授。HITE-Mediaプロジェクト(人文社会科学の知を活用した、技術と社会の対話プラットフォームとメディアの構築)研究代表者。https://researchmap.jp/mshouji/

髙瀨堅吉(たかせ・けんきち)
自治医科大学医学部 教授。日本学術会議連携会員・若手アカデミー前幹事。専門は臨床発達心理学・発達生物心理学。https://researchmap.jp/takase/

塚田有那(つかだ・ありな)
一般社団法人Whole Universe 代表理事。編集者、キュレーター。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。http://boundbaw.com/

進行:山内康裕(やまうち・やすひろ)
一般社団法人マンガナイト代表理事/レインボーバード合同会社代表社員これも学習マンガだ!事務局長・選書委員。http://manganight.net/

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