END展

HITE-Media presents
END展  死×テクノロジー×未来=?
2021.11.3(祝・水)- 11.14(日) ANB Tokyo (東京・六本木)

この度、研究プロジェクト「HITE-Media」主催のもと、「死」からテクノロジーと社会の未来を問う展覧会「END展 死×テクノロジー×未来=?」を11月3日(祝・水)から11月14日(日)まで、アートコンプレックスビル・ANB Tokyo(東京・六本木)にて開催いたします。

日々のネットの検索や購買履歴、SNSの投稿からスマホの位置情報に至るまで、ネット上に蓄積するさまざまな個人データが、死後、どのように扱われるかを想像したことはあるでしょうか? いまやAIが亡くなった著名人の「新作」を発表したり、バーチャル空間で死者と擬似的に「再会」したりすることも可能な時代となりました。また家族形態や住む土地への帰属意識の変化によって、葬儀や墓など弔いのあり方も見直されるようになってきています。これからの死生観は、どのようなものとして人々のなかで受け止められていくのでしょうか。

本展覧会では、「」をテーマとしたさまざまな問いを来場者に投げかけます。そして、一人ひとりが「死」の物語と向き合うヒントとして、描き下ろしの短編マンガHITE-Mediaが選び抜いたマンガ作品の1コマや、気鋭のアーティストたちの作品を展示し、「死」を切り口に、これからのテクノロジーや社会変化と人間の関係を参加者とともに考える場を創出します。

また、展覧会開催直前スペシャル企画として、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校、S高等学校、N中等部との共同企画を実施します。中高生たちと「死」をテーマにディスカッションを行い、そこで生まれたさまざまなコメントを展示に取り入れる予定です。

【開催概要】
展覧会名|END展 死×テクノロジー×未来=?
会期  |2021年11月3日(祝・水)〜11月14日(日)(11日間)
開場時間|平日 13:00〜18:00/土日祝 11:00〜19:00
会場  |ANB Tokyo(港区六本木5-2-4)*六本木駅から徒歩3分
入場料 |無料
*事前予約制(ご予約はPeatixより)

本展は、新型コロナウイルス感染予防措置を講じて、オンライン事前予約制にて開催いたします。
以下の入館時間枠でご予約をお取り頂き、その時間枠内にご来館ください。

平日 13:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
①13:00〜14:30
②14:30〜16:00
③16:00〜17:30

土休日 11:00〜19:00(入場は閉館の30分前まで)
①11:00〜13:00
②13:00〜15:00
③15:00〜17:00
⑤17:00〜18:30

*指定した時間枠内であれば、いつでもご入場頂けます。
*入場後は終了時間まで時間制限なくご鑑賞頂けます。入替制ではありません

主催  |HITE-Media
共催  |国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)

【出展作家】

[マンガ家]
五十嵐大介/諸星大二郎/しりあがり寿/うめ(小沢高広・妹尾朝子)/
ハミ山クリニカ+宮本道人

諸星大二郎「すべてここから生まれ ここへ還って行く」 ©Daijiro Morohoshi 2021
諸星大二郎「すべてここから生まれ ここへ還って行く」 ©Daijiro Morohoshi 2021

[アーティスト]
ノガミカツキ/たかくらかずき/Mikiko Kamada

ノガミカツキ『Image Cemetery』
ノガミカツキ『Image Cemetery』
たかくらかずき『UPDATE-RINNE』
たかくらかずき『UPDATE-RINNE』
Mikiko Kamada『Flower Compost』 Photo: Yoichi Tsunoda
Mikiko Kamada『Flower Compost』 Photo: Yoichi Tsunoda

[マンガ・1コマ出典作品(予定)]
岩明均『寄生獣』/士郎正宗『攻殻機動隊』/萩尾望都『トーマの心臓』/よしながふみ『大奥』/大島弓子『ダリアの帯』/星野之宣『ヤマタイカ』/五十嵐大介『海獣の子供』/板垣巴留『BEASTARS』/ヤマシタトモコ『違国日記』/山下和美『ランド』/市川春子『宝石の国』/遠藤浩輝『EDEN』/平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』/山田参助『あれよ星屑』/岡崎京子『リバーズ・エッジ』/鬼頭莫宏『ぼくらの』/ウチヤマユージ『よろこびのうた』、ほか

関連書籍
『RE-END 死から問うテクノロジーと社会』

私たち現代人は死とどう対峙しているのだろうか? 気鋭の漫画家を起用したショートストーリーや描き下ろしのイラストを織り交ぜながら、AI研究者、情報社会学、人類学、民俗学、医療、アートといった多様な論者と、「死」という観点からこれからのテクノロジーと社会を読み解く一冊。

編著  |塚田有那・高橋ミレイ/HITE-Media
版元  |ビー・エヌ・エヌ/352ページ/2500円(税抜)

書誌情報|http://www.bnn.co.jp/books/11303/

【掲載内容】

◎特別描き下ろし:五十嵐大介/諸星大二郎/しりあがり寿/うめ(小沢高広・妹尾朝子)/ハミ山クリニカ+宮本道人
◎寄稿:ドミニク・チェン/畑中章宏/石倉敏明/岡本亮輔/折田明子/水野祐/庄司昌彦/橋迫瑞穂/栗原聡
◎インタビュー:玉置妙憂/木村光希/Whatever(川村真司・富永勇亮)/小門穂/尾藤誠司
◎対談:しりあがり寿×畑中章宏/宇川直宏×山川道子

【STAFF】

キュレーター/ディレクター:塚田有那(Whole Universe)
HITE-Media 研究プロジェクト代表:庄司昌彦(国際大学GLOCOM/武蔵大学)
企画:山内康裕(一般社団法人マンガナイト)、うめ・小沢高広(マンガ家)、
高橋ミレイ
制作:清水聡美、須藤菜々美、坂本麻人

協力:松尾奈々絵、HITE-Mediaプロジェクトメンバー、マンガナイトBOOKS、
Whole Universe、ANB Tokyo(一般財団法人東京アートアクセラレーション)
アートディレクション:小田雄太(COMPOUND inc.)
アートワーク:五十嵐大介
主催:HITE-Media
共催:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)

プレスリリース(PDF)はこちら

〈本リリースに関するお問合せ先〉
HITE-Media (ハイトメディア) Mail:info@hite-media.jp

what to do

  1. 対話のプラットフォーム〈HITE Symposium〉の開催
  2. HITE-Media(ウェブサイト)、マンガ コンテンツなどのメディア制作
  3. 政策提言

mission

学術、産業、クリエイティブの垣根を越えて、
未来につながる思想を生む。

一人ひとりが未来を思い描けるような
イマジネーションを拡張するメディアを発信する。