開催終了

「第二回シンポジウム」パーソナルデータ社会を考える

開催日: 2019.07.19

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場所: EDGEof (渋谷区神南1-11-3)

HITE-Media シンポジウムvol.2
「パーソナルデータ社会を考える」

日時:2019/7/19(Fri)16:00 -19:00
会場:EDGEof (渋谷区神南1-11-3)
連携パートナー:EDGEof
グラフィックレコーディング:清水淳子
主催:HITE-Media

※本シンポジウムは、国立研究開発法人科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)RISTEX 「人と情報のエコシステム(HITE)」研究開発領域における「人文社会科学の知を活用した、技術と社会の対話プラットフォームとメディアの構築」プロジェクト研究成果の一部となります。

開催概要

JST/RISTEX の研究領域「人と情報のエコシステム(HITE)」にて、多様な議論のプラットフォーム構築と、マンガなどを通した新たなアウトリーチの手法を探求するプロジェクト「HITE-Media」による第2回目のシンポジウムを開催しました。

シンポジウムのテーマは「パーソナルデータ」。今後、個人のデータがターゲット広告のみならず、医療や教育、社会評価など様々なフィールドで活用されていく時代、私たちの生活や社会は何が変わるのか。そのとき、どんな価値基準や倫理観が生まれるのか。
新たなデータ時代を、アートやマンガの視点を交えて見通すための議論を喚起するべく、HITE-Mediaチームの庄司、山内、塚田による多角的なインプット・レクチャーを主軸に、多角的な視点から現代社会を眼差した。

プログラム

[インプット・レクチャー]

Topic1:「データビジネス現在進行系 ―データビジネスの最先端の現状を読み解く」
プレゼンター:庄司昌彦(国際大学GLOCOM/武蔵大学)

Topic2:「アートからのインスピレーション ―世界各地のアート作品から、デジタル社会を鋭く批評する作品を紹介する。」
プレゼンター:塚田有那(HITE-Media/編集者・キュレーター)

Topic3: 「マンガからのインスピレーション ―『ドラえもん』や『攻殻機動隊(笑い男編)』などをもとに、データ社会を考察する。」
プレゼンター:山内康裕 (レインボーバード合同会社/マンガナイト 代表)

[グループディスカッション]

テーマ:「パーソナルデータ時代、これから何が起きるのか?」
*インプットレクチャーを務めた3名が各テーブルのファシリテーターとなる、ワールドカフェ形式のグループディスカッションを実施。
*下記テーマをもとに、参加者全員が3グループに分かれてディスカッションを行った。

テーマ:<ビジネス> <セキュリティ> <社会保障・福祉> <教育>
グループ1. データの“評価軸”+倫理観とは?(ファシリテーター:山内康裕)
グループ2. デジタル文化人類学―日本、中国、欧米、世界のデータ・ソーシャル観(ファシリテーター:庄司昌彦)
グループ3. これからのアイデンティティとは?(ファシリテーター:塚田有那)

[発表 + ラップアップ]

各テーブルファシリテーターから、テーブルでの議論とエピソードを発表

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